何時からだったなんか覚えてない。  
    何時の間にかだったのだから。
         キミニコイヲシテイタノハ。




    LOVESTORY Trick10:想い





いつなまにか、外の雨はやんでいた。
空は、ただただ暗い。
      


              闇。

それがあっている。
けど、闇の中にも光はある。
それは、月。
月の優しい光があたっている。





帰ってきて何時も通りに過ごしていた
なにもすることもなく、自室で暇を持て余していた。


 「はぁー。暇だし散歩にでも行こっ。」

そう一人呟き、自分のA.Tを吐きベランダに手をかけ、
一気に飛び立った。










いくあてもなく、ただの暇つぶしになるように走っていた。
月明かりだけはずっと、優しい色でを見つめながら。
迷子にならないように。と言っているかのように。
そんな、月を見たは、ありがとう。と呟いた。


  「んっ?」
   


  
近くのビルに、誰かが居た。
どうせ、ライダーだろうと思いつつも、
知り合いだったらいいなという、期待を半分もち降りてみた。


     ガシュッ。

   「あっ・・・。」






そこに居たのは、咢と知らない女の人だった。 

























   「鰐島君が・・・・・・・笑ってる・・・・・。」
















話している内容までは聞き取れないものの、
咢は笑っていたのだった。

















女の人に向かって、笑いかけていたのだった。




















  「つっ・・・・。」

は、それ以上咢が楽しそうなのを見ていられなかった。













自分の前では、見せない笑顔を見せている人が羨ましい。
例えそれがだれであっても。
もちろん、話すことなんてもってのほかだった。
話をすることは一度もなかった。
あぁ、でも「あぁ。」や「ファック」とかなら、言われたことがあったような気もする。
だけど・・・・・・・・。





















    「馬鹿みたい・・・・・。・・・・・っ」


そう呟き、今まで走っていた速度を上げた。
の頬を濡らすのは、再び降りだした雨のせいなのか、
それとも涙なのか・・・・・・・・・・。





頬を伝うものに気をとらわれずに、我武者羅に走る。
さすがに王と呼ばれるだけの速さはある。
しかし、フォームを無視して走っていればいつかは・・・・・・・。


















    「あっ・・・・・・・・・・・・・。」



























                落ちる。

























雨という悪天候でもある中、我武者羅に走れば当たり前であった。
しかし、それに気づかないくらいに走っていた。


なぜなら、


























あの二人を見て居たくなかったから。 
見せ付けられているような気がして。




   何かを期待していたのかもしれない。
   自分にもいつか、笑ってくれるのではないかと。
   だが、それは決してないことだった。
   同じチームで、バトルを共にして、王同士気が合うと思っていた。
   しかし、それはただのエゴでしかなかった。
   馬鹿みたいに期待して。  
   ありえないのに。



は自嘲をし、微笑んでいた。
重力に逆らうことなく。
王なのだから、技を出せば簡単なはず。
しかし、滑ったときに足首をいためた。
足首をいためて、技を出すのはただの馬鹿だ。
技を出し、A.Tが出来なくなるよりかは、
落ちていったほうがまし。
それに・・・・・・・・・・・・・・・
























    落ちて死んだら、あの二人を見なくて済む・・・・・・・。























そう、考え目を閉じようとした。





 最後に見たのは、







    






       咢が必死に手を伸ばしているところだった。











   「っ・・。!!!!」



















    何時も以上に目が大きくなってる。
    何をそんなに必死に追いかけてるのかな。
    そういえば、初めて名前読んでもらったかも・・・。  
    同じものを、一度だけでもいいから、みて見たかったな。




















          君が好きだよ。















 そう、呟きは、目を閉じた。









‐‐‐‐‐後書きらしきもの。‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐
長い。つか、間が多い。
ごめんなさい。わかってます。
はい。自分で書いておきながらも。
ぐちりたいんですってばぁ〜。
いっ、痛い。石を投げないでくださーい!!
次は、頑張りますのでぇー(((またしても逃げ
                         06/12/01